【下北沢演劇祭】

こんにちは。下北沢TVブログスタッフの矢島です。今日は1990年から始まり、今年で20回を迎える小劇場ファン注目の「下北沢演劇祭」をご紹介いたします。参加するのは、プロの劇団からアマチュアの劇団、一般公募の区民上演グループ等垣根を取り払ったバラエティ豊かなラインナップ。本多劇場、ザ・スズナリ、駅前劇場、OFF・OFFシアター、「劇」小劇場、小劇場 楽園、シアター711、東京ノーヴィ・レパートリーシアター、東演パラータ、北沢タウンホールの下北沢周辺の10ヶ所の劇場で開催しています。南口の街に演劇祭のフラッグが掲げられ、二月の下北沢の風物詩となっています。 今年は節目の20回目を迎え、昨年と同じ25劇団が参加して公演が行われます。ほぼ連日のように様々な個性の公演が行われ、老若男女問わず幅広い層を対象に演劇をより身近に感じて頂ける内容となっていますので演劇未経験者の方でも「お!!」っと思える公演との出会いがあるのではないでしょうか。 昨年は1カ月間の期間中、約3万5000人の観客を動員!! ここまで続いている要因はやはり素晴らしい演劇が見れるからではないでしょうか。「下北沢演劇祭」は平成2年に世田谷区立の北沢タウンホールがオープンした際、本多劇場が「自治体を巻き込んで『シモキタ』から演劇の魅力を広めよう」と提唱してスタート。本多劇場、北沢タウンホール、ザ・スズナリなど6劇場で同じ年の11月に開催したのが始まり。「地域に根ざした手作りの演劇祭」を旗印に、地域住民には日常生活の範囲内まで演劇を親しんでもらおうと他の街には出来ない、演劇の街下北沢だからこそできる「下北沢演劇祭」。演劇祭担当:篠塚さんから、魅力について一言いただきました。
「公募により選ばれた区民上演グループは、演劇祭の目玉の一つです。 舞台を作りあげる喜びを、出演者のみならず観客の皆さんにも感じていただけるものとなっております。 少しでも演劇に興味のある方は、来年是非ご応募ください!」
そして、今回写真撮影に協力していただいたのは劇団「女王陛下」さん。駅前劇場&OFFOFFシアターの長い歴史の中で、3回目となる両劇場同時上演! という事で、役者さん達は本番中両劇場をバタバタと行ったり来たり。言い表せぬ緊張感で公演に臨んでおられました。そんなバタバタな役者さんの中に、なんと「下北キャット」こと東京ミルクホールのコースケ・ハラスメントさんを発見! キャットの時とは、一味違う魅力を感じます。 本多劇場の篠塚さん、劇団「女王陛下」さんご協力ありがとうございました! 以上「下北沢演劇祭」のご報告でした。 (下北沢TV矢島)
【基本情報】 2010年度開催期間 2月1日~2月28日 2010年度参加劇団数 25劇団 2010年度開催劇場 本多劇場 ザスズナリ 駅前劇場 OFF・OFFシアター 「劇」小劇場 小劇場楽園 シアター711 東京ノーヴィ・レパートリーシアター 東演パラータ 北沢タウンホール 主催 下北沢演劇祭実行委員会 お問合せ 世田谷区北沢総合支所地域振興課 03-5478-8028 本多劇場 03-3468-0030
 左上:一番大きい本多劇場 右上:一番古いスズナリと新しいシアター711 左下:ギャラリーも併設の「劇」小劇場 右下:駅前のペルモビルの階段を上がると駅前・OFFOFF

上段 劇団「女王陛下」さんの駅前劇場・OFFOFFシアター同時上演。二つの劇場で話がリンクする不思議なお話「いばらひめ」 下段左 下北沢の街にはためく演劇祭のフラッグ 下段右 駅前劇場のロビー
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